2012/02/15

ドウサ引き

今日は4代目の大先生の話題です。
わたしが作業している隣の部屋で和紙を広げはじめる大先生。














尋ねてみると

「ドウサ引き」とのこと。


にかわ(接着剤)とミョウバンを合わせた液体を「ドウサ」といい、
和紙に刷毛で伸ばしていくのです。
そうすることで、絵具がにじみにくい和紙が出来上がります。


普段はすでにドウサ引き済みの和紙を仕入れるのですが、
たまに自分たちがやならくてはならない時があります。

部屋いっぱいにおもちゃを広がしているような光景でちょっと面白いのです。