2012/04/19

引札と出会う

春の遠足。
木版画教室生とお出かけしました。

去年はバレンを包む竹と触れよう!ということで竹林へ筍掘りに。
今年は引札(ひきふだ)に出会うべく、彦根(滋賀)に行ってきました。

引札ってなんぞや?ということですが、
明治から大正にかけて作られた広告チラシのことで
木版や石版(リトグラフ?)で作られたものです。
詳しく知りたい方はググりましょう。

というわけで
長年引札をコレクションされてきたNさんのところに
特別にお邪魔させてもらいました。
















ラベルに地名が書かれていて大事に保管さえている引札たち。























にしても膨大。
Nさんによると、引札は大阪などの関西圏で盛んにつくられたとか。




大陽歴・大陰歴・・・「大」は必要なんだろうか。



色使いがステキ。




わたしの胸を掴んだのはこちら。
昔の人もお茶目!と安心してみたり。



版木のコレクションも拝見し、もちろん…




摺らずにはいられない。
















実はケンジ先生、引札の摺りは初体験。



2版3色摺り。かっこよい。


お話を聞いたり、たくさんの資料を見せてもらったりで思わず2時間以上の滞在。


で、そのあとは


平和堂1号店を横目に・・・


桜化粧した彦根城に訪れました。
ちょうど満開で、最高のお花見となりました。


ひこにゃんには会えなかったけれど、
本当にいい遠足でした。


吸収したことを発揮せねば!ですね、教室生のみなさま。笑
そしてお世話になったNさん貴重なモノを見せていただき有難うございました。