2010/11/22

教えて竹笹堂No.2

※「教えて竹笹堂」のコーナーは月に一度、竹笹堂が出演している
 FMラジオの番組「TAKEZASADO 5&6」内にあるコーナーです。
 ここでは、ラジオに寄せられた皆さまからの投稿(質問)に、より詳しくお答えさせてもらってます。
 (メッセージはコチラから!)


今日、先日11月17日(水)に出演したラジオをUPしました。
http://takezasadomedia.seesaa.net/article/170293313.html

良かったら、作業しながら耳をダンボにして聞いてみてください。
今回も先生の一気読みが秀逸です。笑

それにしても、今回は店長もえらい言葉数が多かったような…
ラジオ名の「5&6」からも分かるように、
5代目 竹中健司6代目 原田裕子2人それぞれアーティストの顔で出演しているので、
竹笹堂(主にSHOP)のことは店長にすべて託されているわけです(*-*)ヒョ

それでは今回はこの方の投稿にお答えします!


◆◆◆


面白い試みをされている竹笹堂さんの活動には、
若い方が意見や企画を考えておられる所に共感を持っています。
僕の働いている会社はまだまだ考え方が古いように思え、
もどかしい思いをすることがあります。
守ることも大切ですが、何か一歩を踏まないと。と危機感を感じています。

然さん


然さん、コメントどうも有難うございますー!
そうですね~、竹笹堂はとても伝統工芸の店とは思えないほど
色々ぶっ飛んでいますもんね。笑

店長がこのコメントを聞いて思い出したのが、
半年ほど前、裕子さんがTVに取り上げられてインタビューに答えていた内容を思い出します。

それは、

「残るべきものは、残るんだと思います。」

というシンプルな一言。しかも裕子さんはサッパリした表情でそう言い切っていました。笑
これを聞いた時はTVの前でゾッと鳥肌が立ちましたねー。

然さん、残そうとするのではなく
残るべきものは勝手に残るそうですよ~(・ー・)ノ


ではどのように考えればいいかというと…
竹笹堂の場合は「自分たちが面白いと思うコトをしたらOK!」みたいな
考えが自然に浸透していますね。

でもそれって竹笹堂に限った話じゃないかもしれません。
北斎の有名な絵「冨嶽三十六景 神奈川沖波裏」

当時の北斎さんにいたっても、
「こんな大波のところに、小舟が浮かんでられるわけないやーん」
「綺麗に富士山見えてたらおもろい構図やーん」
「これ8色だけで表現してるなんて、めっちゃおもろいやーん」
※そう!この波裏は8枚(8色)の版木で構成されています。

と思いながら制作したかもしれませんしね。


竹笹堂では江戸時代に浮世絵が流行ったのと同じように、
現在の人が見て「粋やなー」というモノを制作れきればなと思っています。

だから、「浮世絵になった鉄腕アトム!」のプロジェクトも。
ね?笑

技術はそのままに、
大切な軸は守りつつ、
新しく進化していきたいと思います!!


お互い頑張りましょうね~☆