FMラジオの番組「TAKEZASADO 5&6」内にあるコーナーです。
ここでは、ラジオに寄せられた皆さまからの投稿(質問)に、より詳しくお答えさせてもらってます。
(メッセージはコチラから!)
こんにちは。12月に突入しましたね。クリスマスが待ち遠しい今日この頃。
今日はこの方の質問にお答えしましょう(=´ー`)ノ
◆◆◆
ラジオ、ネットから聞きました。手塚治虫の版画すごいですね!
原画が手塚さんなんですか??職人技、ぜひ見てみたいです。
ペンネーム レオさん
レオさん、ありがとうございます☆
すごいでしょ~?店長も竹笹堂の職人も、みんな大興奮なのです\(^▽^\)(/^▽^)/♪
そして原画は手塚さんです。
木版画は絵を描く絵師(えし)・版木を彫る彫師(ほりし)・絵を摺る摺師(すりし)
の3つの分業に分かれています。なので今回の場合…
絵師:手塚治虫さん
彫師:京の名工 藤沢さん
摺師:チーム竹笹堂 竹中清八(4代目)・竹中健司(5代目)・原田裕子(6代目)
という事なのです。
そして、せっかくなので職人技を少しだけお見せしちゃいます!
「ここの色合は…」
摺り方について四代目と五代目が話し合っています。溶き棒で顔料を版木にのせます。
刷毛で顔料を伸ばします。このときの絶妙な力加減がポイント!
和紙をセッティング。
この和紙は人間国宝の方が作った貴重なもの。
和紙の見極めも摺師には必要な技術なのです(゚Д゚; )
ここでいよいよバレンの登場!
大先生(竹中清八)が真剣な表情でスリスリ!!
さぁ、「浮世絵になったアトム!」の出来上がりのほどはいかに Σ(・ω・ノ)ノ!
レオさんいかがだったでしょうか?またラジオで会いましょう☆
(※次回のラジオ出演は12月15日(水)19:00~です。 カレンダーに赤丸を!)